全球大気の流れ、寒気・暖気の状況:2022年10月3日12UTC

★注目される現象(500hPa流れ、850hPa気温)
・イギリス~ノルウェーのリッジ:暖気北上
・ロシアW部の寒冷渦:寒気南下
・中国NE部の寒気トラフ:寒気南下
・アフリカ大陸S部での昇温
・南アフリカのSの寒気トラフ:寒気東進

★個別詳細
【北半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~やや大
・大西洋30Wの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・0℃線は45Nの少しS
・イギリス~ノルウェーのリッジ:暖気北上、850hPa・8℃線が60N近くまで
・ロシアW部の寒冷渦:寒気南下、850hPa・4℃線が45Nまで
・シベリア85Eのリッジ:暖気北上、850hPa・0℃線が70Nまで
・中国NE部の寒気トラフ:寒気南下、850hPa・0℃線が40Nまで
【南半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~やや大
・アフリカ大陸S部で昇温:850hPa・28℃以上の領域拡大
・南アフリカのSの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・4℃線は30S、南アフリカW部で降温
・インド洋90Eの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・4℃線は30Sの少しN
・ニュージーランドの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・0℃線は40S
・太平洋135Wの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・4℃線は30S
・チリのW(85W)の寒気トラフ:寒気東進、850hPa・4℃線は30S
・アルゼンチンのリッジ:暖気南下、850hPa・8℃線が50Sまで

★850hPa気温の低極、高極:ECMWF解析図から読み取り
・北半球低極 -16℃:北極海の寒冷渦付近、グリーンランドN岸
・南半球低極 -44℃:南極大陸00E85S付近
・高極(3日00UTC) 28℃:アルジェリアS部、ニジェール、ナミビア~南アフリカ
・高極(3日12UTC) 28℃:アンゴラ~南アフリカ、スーダンNE部、アラビア半島、イラン

※ 図はヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)ホームページより転載
※ 偏西風の蛇行の大きさについては、当サイトで独自に定義しています。詳しくは下のリンク先をご覧ください。
https://kion-web.com/blog/chart_henseifuudakoudai2021042412/

北半球500高度850気温
南半球500高度850気温
北半球地上気圧
南半球地上気圧
全球500高度850気温

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