東日本の内陸部中心に平年より低い

【気圧配置、上空の気温】
15時では、本州南岸から東シナ海に前線が停滞、前線上の豊後水道に低気圧がある。上空(850hPa)の気温は全国で平年並み。
【北日本：北海道、東北】
北海道は南東から湿った空気が流れ込んだ影響で太平洋側では平年並み～低くなった所が多く、北部やオホーツク海側は風が山越えとなって平年並み～高い所が多くなった。東北も南東～東の湿った風により太平洋側は平年並み～低く、日本海側は山越えの風により日照も出て平年並み～高めの所が多くなったが、山形は雲に覆われて内陸部中心に平年より低めとなった。
【東日本：関東甲信、東海、北陸】
曇りや雨で気温が上がらず平年並み～低くなった。平年より低いのは、晴れれば気温の上がりやすい内陸部が中心。新潟の１地点では局地的に山越えの風が吹き日照も出て平年より高めとなった。
【西日本：近畿、中国、四国、九州】
曇りや雨で気温が上がらず平年並み～低めの所が多い。大阪と香川で平年より低い所があったが、これは雨が降り続いたことにより冷気が持続した影響と思われる。
【沖縄・奄美】
晴れや曇りの所が多いが、南よりの風が吹き続けたため全地点で平年並みとなった。

※　6月20日の国内気温記録更新：なし