国内気温概況：2022年5月28日8時(日本時間)までの最低気温の平年差

北海道で平年より高め～高い

【気圧配置】
06時では、低気圧が北海道の西と三陸沖に、高気圧が奄美付近にあり、前線が沖縄～小笠原諸島の北に停滞している。
【北日本：北海道、東北】
北海道は曇りや雨所々で晴れで、冷え込みは弱く平年並み～高くなり、特に南東の風の影響を受けた北部、東部で平年より高い地点が多くなった。東北は、日本海側は曇りや雨所々で晴れ、太平洋側は曇りや晴れ所々で雨で、冷え込みは弱く平年並み～高めの所が多くなり、山形、福島の計３地点では平年より高いが、宮城では少し冷え込んで全地点で平年並みとなった。
【東日本：関東甲信、東海、北陸】
太平洋側は晴れや曇り所々で雨で、平年並みの所が多いが、所々(11地点)では雲や風の影響により平年より高め～高い。日本海側は西よりの風曇りや晴れ、朝には晴れの領域が拡大し、冷え込みは弱く平年並み～高めの所が多いが、福井では風が淀んで少し冷え込み全地点で平年並みとなった。
【西日本：近畿、中国、四国、九州】
近畿は晴れ、日本海側の一部で曇りで、全地点で平年並み。中国は西よりの風概ね晴れで、平年並みの所が多いが風の吹き続いた沿岸部を中心に14地点では平年より高め～高くなった。四国、九州は晴れや曇りで、平年並みの所が多いが、所々(14地点)では西よりの風が吹き続いて平年より高め～高くなり、高知、鹿児島の各１地点(本山、屋久島)では冷え込んで平年より低めとなった。
【沖縄・奄美】
奄美は曇りや晴れで冷え込みにより平年並み～低く、沖縄本島、大東島、先島諸島は曇りや雨で平年並みとなった。

※　平年差を、「平年より低い」、「平年より低め」、「平年並み」、「平年より高め」、「平年より高い」の５階級(当サイト独自定義)に分けて記載しています。

※　図は気象庁HP、日本気象協会HPより転載、表は気象庁HP掲載データを使用して作成。

※　5月28日(日本時間24時まで)の国内気温記録更新：なし