国内気温概況：2022年10月4日18時(日本時間)までの最高気温の平年差

北陸で平年より高い

【気圧配置】
15時では、低気圧がカムチャツカ半島の西に、高気圧が北京の北西にあり、寒冷前線が北海道～対馬海峡にかかっている。
【北日本：北海道、東北】
北海道は雨や曇りだが、暖気により平年並み～高め。東北は、青森、秋田は曇りや雨、夕方は岩手、山形の一部でも雨、その他は曇りや晴れで、暖気の影響もあり平年並み～高いが、青森、秋田で平年より高いのは各１地点(野辺地、湯の岱)のみ、福島の平年並みも１地点(金山)のみ。
【東日本：関東甲信、東海、北陸】
関東甲信は晴れから次第に曇り域が拡大、暖気の影響もあり平年より高め～高い所が多くなり、埼玉では全地点で平年より高く、平年並みは比較的日照の少なかった長野を中心に９地点のみ。東海は晴れ後曇り、または曇りで平年並み～高めの所が多く、静岡、三重の各２地点では平年より高い。北陸は南よりの風、曇りや晴れ、夕方は下越、佐渡、能登の一部で雨で、暖気や山越えの風により平年より高い所が多いが、新潟を中心に10地点では平年より高めとなった。
【西日本：近畿、中国、四国、九州】
南～南西の風、曇りや晴れ、夕方は九州北部～島根で雨で、暖気の影響を受けた所もあって平年並み～高く、鳥取では山越えの風により全地点で平年より高くなった。
【沖縄・奄美】
晴れや曇りで、平年並みの所が多いが、奄美の２地点(中之島、名瀬)では山越えの風や平年より高い海面水温の影響を受けたようで、平年より高めとなった。

※　平年差を、「平年より低い」、「平年より低め」、「平年並み」、「平年より高め」、「平年より高い」の５階級(当サイト独自定義)に分けて記載しています。

※　図は気象庁HP、日本気象協会HPより転載、表は気象庁HP掲載データを使用して作成。

※　10月4日(日本時間24時まで)の国内気温記録更新：あり、上のメニューから「日本の気温」／「国内記録更新表」をご覧ください。