国内気温概況：2018年7月25日20時(日本時間)までの最高気温の平年差

全国的に、平年並み～高い地点が多い

【気圧配置】
15時では、高気圧が東シナ海にあり、気圧の尾根が千島列島の東から北日本、東日本に張り出している。
【北日本：北海道、東北】
北海道は、東または南よりの風が吹き、風が山を越えて吹いた北部や西部を中心に気温が上がり平年並み～高い所が多いが、太平洋側は海からの風で雲が多く、十勝の１地点で平年より低めとなった。東北は、上空の気温は平年並みだが概ね晴れて最高気温は平年並み～高く、海陸風が卓越したため、沿岸部は平年並みの所が多い。
【東日本：関東甲信、東海、北陸】
上空の気温は平年並み～高め、晴れや曇りで最高気温は平年並み～高くなった。東よりの風となった関東を除いては海陸風が卓越し、平年より高いのは内陸部の地点が中心となった。
【西日本：近畿、中国、四国、九州】
上空の気温は平年並み～高め、概ね晴れて最高気温は平年並み～高くなった。平年並みだったのは、海風の影響を受けた沿岸部の地点が中心となった。
【沖縄・奄美】
上空の気温は平年並み、晴れて風も弱いが、海面水温が平年より１～２℃低い影響で最高気温は平年並みの地点が多く、奄美の１地点のみ平年より高めとなった。

※　7月25日の国内気温記録更新：あり、上のボタンから「日本の気温」／「国内記録更新表」をご覧ください。