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国内気温概況:2018年8月21日19時(日本時間)までの最高気温の平年差

19時までの最高気温の平年差

19時までの最高気温の平年差
15時の天気図
19時までの最高気温
15時のIR画像

東北以南の日本海側で平年より高い地点多い

【気圧配置】
15時では、台風が奄美付近、前線を伴う低気圧が日本海にあり、温暖前線が秋田沖にのびる。気圧の尾根が日本の東から東日本太平洋側、西日本に張り出している。
【北日本:北海道、東北】
北海道は上空の気温は平年並み、曇りや雨で最高気温も平年並みの所が多いが、檜山の1地点では平年より低め、上川、留萌、網走の各1地点で平年より高めとなった。東北は晴れや曇りで平年並み~高い。風は南~南東で、日本海側では風が山越えとなり平年より高い地点が多くなった。
【東日本:関東甲信、東海、北陸】
北陸は、一般場の風は南よりの山越えの風で沿岸部では海陸風が卓越した所も多くなったが、最高気温は平年並み~高い。関東甲信は晴れや曇りで平年並み~高めの所が多いが、南よりの風で、内陸の計4地点では地上で熱せられた空気により平年より高くなった。東海は南東の風が吹き抜けて気温が上がりにくく平年並み~高めで、三重は雲が多く2地点で平年より低めとなった。
【西日本:近畿、中国、四国、九州】
近畿、中国は晴れや曇りで、南東の風が山を越えて吹いた所では気温が上がり、平年並み~高くなった。四国は南東の風により太平洋側で平年並み~低め、瀬戸内側で平年並み~高めとなった。九州は東よりの風により太平洋側で雲が多く平年並み~低め、その他は概ね晴れて平年並み~高くなった。
【沖縄・奄美】
風が吹き続けて平年並みの所が多いが、大東島の1地点では雨により平年より低めとなった。

※ 8月21日の国内気温記録更新:あり、上のボタンから「日本の気温」/「国内記録更新表」をご覧ください。

2018/8/21 19時までの最高気温平年差(小数点以下切り捨て)
地方 平年差の最低~最高 平年差の大きい地域
北海道 -3 ~ +3 檜山-3、上川、留萌、網走+3
東北 -2 ~ +6 秋田、岩手、山形、福島+6、青森+4
関東甲信 0 ~ +7 長野+7、栃木+5、茨城、埼玉、山梨+4
東海 -3 ~ +4 三重-3、岐阜+4、静岡+3
北陸 +1 ~ +7 福井+7、他3県+6
近畿 -2 ~ +6 京都+6、兵庫、和歌山+5
中国 0 ~ +7 島根、山口+7、鳥取+6
四国 -4 ~ +4 徳島-4、高知-3、愛媛+4、香川+3
九州 -3 ~ +6 鹿児島-3、福岡、長崎+6、佐賀+5
沖縄・奄美 -3 ~ 0 大東島-3
850hPa気温、平年差
2018/8/21 09時(日本時間)
地点 観測値 平年差
稚内 14.4 +1.6
札幌 15.8 +1.9
釧路 14.6 +1.5
秋田 18.4 +2.6
輪島 20.2 +3.1
つくば 16.8 -0.7
八丈島 21.0 +2.7
松江 20.8 +3.3
潮岬 17.8 -0.4
福岡 19.0 +1.0
鹿児島 18.2 -0.3
名瀬 15.2 -3.7
南大東島 19.0 -0.1
石垣島 19.6 +0.2
父島 21.6 +3.1