国内気温概況：2020年5月11日8時(日本時間)までの最低気温の平年差

東北太平洋側、関東甲信で平年より高い地点多い

【気圧配置】
６時では、低気圧がエトロフ島付近とウラジオストクの北に、高気圧が東シナ海にあり、前線が沖縄・奄美に停滞している。
【北日本：北海道、東北】
北海道は、東部は晴れたがその他は曇りや雨で暖気の影響もあり、平年並み～高い。東北は、概ね雲に覆われ西～南西の風が吹き続いて平年並み～高いが特に太平洋側で高くなり、岩手、宮城では全地点で平年より高く、平年並みは青森、秋田の計４地点のみ。
【東日本：関東甲信、東海、北陸】
雨後晴れや曇りで暖気の影響を受けた所もあり平年並み～高く、特に関東中心に暖気の影響が大きく、茨城、栃木、群馬、埼玉、東京（島嶼部を除く）、神奈川、山梨では全地点で平年より高くなった。
【西日本：近畿、中国、四国、九州】
晴れや曇りで暖気の影響を受けた所が多く平年並み～高いが、九州では風が弱まって冷え込んだようで平年より高い地点は無く、四国でも平年より高いのは徳島の１地点のみだった。
【沖縄・奄美】
沖縄本島、先島諸島では前線に流れ込む暖気により平年並み～高めとなったが、前線の北側の奄美と南西風の吹き続いた大東島では平年並みとなった。

※　図は気象庁HPより転載、表は気象庁HP掲載データを使用して作成

※　5月11日(日本時間24時まで)の国内気温記録更新：あり、上のメニューから「日本の気温」／「国内記録更新表」をご覧ください。