国内気温概況：2020年8月19日18時(日本時間)までの最高気温の平年差

北日本～西日本では平年より高め～高い地点多い

【気圧配置】
15時では、前線を伴う低気圧がオホーツク海に、高気圧が九州の西と三陸沖にある。
【北日本：北海道、東北】
北海道は晴れや曇りで暖気の影響もあって平年並み～高く、特に網走、十勝では日照が多く全地点で平年より高くなったが、南西の風が直接入
った留萌、檜山では全地点で平年並みとなった。東北は晴れて平年並み～高いが、秋田、山形では平年より高い地点は無かった。この原因は85
0hPaでは西風で太平洋側の方が山の風下となり沈降暖気の影響を受けやすかったからかもしれない。
【東日本：関東甲信、東海、北陸】
太平洋側は晴れて日中は海からの風が吹き平年並み～高く、平年より高いのは内陸部が中心で、群馬、埼玉、東京、山梨では平年並みの地点は無かった。日本海側も晴れて日中は海からの風となり平年並み～高めとなった。
【西日本：近畿、中国、四国、九州】
晴れて日中は海からの風となり暖気の影響もあって平年並み～高く、平年より高いのは内陸部が中心で、奈良、徳島では平年並みの地点は無かった。
【沖縄・奄美】
晴れて北東～東の風が吹いて平年並みの所が多いが、奄美の１地点では暖気により平年より高めとなった。

※　図は気象庁HPより転載、表は気象庁HP掲載データを使用して作成

※　8月19日(日本時間24時まで)の国内気温記録更新：あり、上のメニューから「日本の気温」／「国内記録更新表」をご覧ください。