国内気温概況：2021年5月23日8時(日本時間)までの最低気温の平年差

九州南部で冷え込み

【気圧配置】
６時では、低気圧が秋田県沖と北海道の南東に、高気圧がチェジュ島付近にあり、前線が沖縄・奄美～小笠原諸島の北に停滞している。
【北日本：北海道、東北】
北海道は曇りや雨で暖気の影響を受けた所もあって平年並み～高い。東北は曇りや雨で朝以降福島の一部で晴れ、平年並み～高めの所が多く、岩手、山形の各１地点では平年より高くなった。
【東日本：関東甲信、東海、北陸】
太平洋側は曇りや晴れで関東は明け方まで雨、平年並みの所が多いが、南よりの風の影響を受けた父島と風の吹き続けた山梨の１地点では平年より高めとなった。日本海側は曇りや雨で平年並みの所が多いが、新潟、石川の計３地点では平年より高めとなった。
【西日本：近畿、中国、四国、九州】
概ね晴れたが近畿の一部では朝以降曇り、平年並みの所が多いが島根県隠岐の２地点では西よりの風により平年より高め、九州南部では冷え込んで平年より低めの地点が多く、鹿児島の２地点では平年より低くなった。
【沖縄・奄美】
曇りや雨で一部で晴れ、前線の北側の奄美では全地点で平年並み、南側の沖縄本島、大東島、先島諸島では平年並み～高めで大東島では全地点で平年より高めとなった。

※　図は気象庁HP、日本気象協会HPより転載、表は気象庁HP掲載データを使用して作成

※　下の850hPa気温、平年差表は、気象庁での平年値切り替えに合わせて、新平年値を使っています。

※　5月23日(日本時間24時まで)の国内気温記録更新：あり、上のメニューから「日本の気温」／「国内記録更新表」をご覧ください。