国内気温概況：2025年1月22日8時(日本時間)までの最低気温の平年差

北海道の一部と東北で平年並み～高い

【気圧配置】
06時では、低気圧が関東の南東に２個、高気圧が朝鮮半島南西部と北海道の北東にある。
【北日本：北海道、東北】
北海道は晴れや曇り、渡島、檜山は時々雪で、北部(宗谷、上川北中部、島嶼を除く留萌、空知北部、網走)は放射冷却によりより平年並み～低くなったが、北部以外は暖気により平年並み～高く、胆振では全地点で平年より高い。東北は曇りや晴れ、所々で一時雪で、暖気により平年並み～高くなった。
【東日本：関東甲信、東海、北陸】
太平洋側は晴れ、所々で一時曇り、伊豆諸島は曇り時々晴れ、南部は時々雨で、平年並みの所が多いが、雲の影響を受けた伊豆諸島の５地点と沿岸部や標高の高い所を中心に風や暖気の影響を受けた20地点では平年より高め～高い。日本海側は曇りや晴れ、新潟、福井のそれぞれ一部で一時雨／雪で、平年並みの所が多いが、新潟の３地点では雲や風が放射冷却を抑えて平年より高めとなった。
【西日本：近畿、中国、四国、九州】
近畿、中国、四国は晴れ、日本海側を中心に所々で一時曇りや雨で、平年並みの所が多いが、広島、香川、愛媛の各１地点では、雲や風が放射冷却を抑えて平年より高め。九州は晴れて平年並みの所が多いが、福岡、大分、対馬の各１地点では暖気により平年より高め～高く、鹿児島を中心に９地点では放射冷却により平年より低めとなった。
【沖縄・奄美】
晴れ、先島諸島は時々曇りで、平年並みの所が多いが、奄美、大東島の各１地点(天城、南大東)では放射冷却により平年より低めとなった。

※　平年差を、「平年より低い」、「平年より低め」、「平年並み」、「平年より高め」、「平年より高い」の５階級(当サイト独自定義)に分けて記載しています。

※　図は気象庁HP、日本気象協会HPより転載、表は気象庁HP掲載データを使用して作成。