国内気温概況：2025年2月8日8時(日本時間)までの最低気温の平年差

ほぼ全国的に寒気流入

【気圧配置】
06時では、低気圧が奥尻島付近、関東の東と北海道の南東に、高気圧が北京の北西にある。
【北日本：北海道、東北】
北海道は、晴れや曇り、北部、オホーツク海側は時々雪、南西部の一部は朝に雪で、北部と東部(宗谷、上川北部、留萌、網走、根室、釧路、十勝)は雲や風が放射冷却を抑えて平年並み～高く、網走、根室では全地点で平年より高いが、北部と東部以外は、寒気や放射冷却により平年並み～低い。東北は、北部(青森、秋田、岩手)は曇り後晴れ、秋田は明け方かけて時々雪、南部(宮城、山形、福島)は曇りや雪、所々で一時晴れで、寒気や放射冷却により平年並み～低いが、平年より低い地点が多いのは岩手で、南部では平年並みの地点が多くなった。
【東日本：関東甲信、東海、北陸】
太平洋側は北西～西の風、晴れや曇り、栃木、群馬のそれぞれ北部、長野、岐阜と愛知、三重のそれぞれ一部は時々雪、伊豆諸島南部と小笠原諸島は時々雨で、寒気や放射冷却により平年並み～低めの所が多く、伊豆諸島、静岡の３地点では平年より低いが、岐阜の１地点(六厩)では雲が放射冷却を抑えて平年より高め、関東甲信でも風が放射冷却を抑えて平年並みの所が多い。日本海側は雪で、全地点で平年並みとなった。
【西日本：近畿、中国、四国、九州】
北西～西の風、曇りや雪、大阪周辺、山陽、九州の太平洋側は晴れで、寒気や放射冷却により平年並み～低くなった。
【沖縄・奄美】
北よりの風、曇り時々雨で、寒気により、奄美、沖縄本島、先島諸島は平年より低め～低く、大東島は平年並み～低めとなった。

※　平年差を、「平年より低い」、「平年より低め」、「平年並み」、「平年より高め」、「平年より高い」の５階級(当サイト独自定義)に分けて記載しています。

※　図は気象庁HP、日本気象協会HPより転載、表は気象庁HP掲載データを使用して作成。

※　2月8日(日本時間24時まで)の国内気温記録更新：あり、上のメニューから「日本の気温」／「国内記録更新表」をご覧ください。