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全球大気の流れ、寒気・暖気の特徴:2018年4月15日12UTC

(北半球30N以北の500hPa流れ、850hPa気温)
中高緯度の蛇行が大きい状況。東欧のリッジ、暖気、北欧-グリーンランドのリッジ、アラスカのS-東シベリア海のリッジが目立つ。
寒気:チュニジア付近に寒冷渦、アルジェリアに寒気。カスピ海-アラビア半島に寒気トラフ、周辺に寒気。タイミル半島に寒冷渦。オホーツク海-日本に寒気トラフ、中国東部に寒気。ベーリング海175Eに寒冷渦。エルズミーア島に寒冷渦、カナダNWに寒気。米国中部に寒冷渦。北大西洋40WのL、カナダ東部に寒気残る。
暖気:東欧にリッジ、暖気。
(南半球30S以南の500hPa流れ、850hPa気温)
南極大陸:寒冷渦はロス海に停滞、30EのH、120E付近のR周辺で気温が高い他、大陸内は全般に昇温。
偏西風帯は蛇行が大きい状態持続。35Eに大規模なL。
谷は20W、90E、160E、165W、100W付近、100Wの蛇行は特に大規模。尾根は40W、180E付近、ニュージーランドに暖気。南米南部は暖気移流場。
(低緯度域30S~30Nの500hPa流れ、850hPa気温)
アフリカNW部に寒気(チュニジアの寒冷渦に伴う)。アフリカ南部で高気圧が勢力を強めつつあり昇温。中国SE部、ベトナムNに寒気。米国の寒冷渦に伴う寒気が、メキシコ、メキシコ湾に南下。