国内気温平年差概況：2018年5月17日9時(日本時間)までの最低気温

西日本～北日本に暖気流入

【気圧配置】
６時では、オホーツク海に前線を伴う低気圧、山東半島に別の低気圧、日本の東に高気圧があり、寒冷前線が北海道にかかり、気圧の尾根が本州の南から沖縄・奄美に張り出している。
【北日本：北海道、東北】
北海道は暖気により平年並み～高く、平年並みは寒冷前線後面の寒気が入った宗谷、留萌の一部と海風の影響を受けた檜山の１地点のみ。東北は暖気により大部分で平年より高く、雨に伴う降温により日本海側の３地点のみ平年より高めとなった。
【東日本：関東甲信、東海、北陸】
暖気により平年より高め～高く、小笠原のみ上空の気温は平年並みで最低気温も平年並み。
【西日本：近畿、中国、四国、九州】
暖気により平年より高め～高い所が多い。太平洋側では冷え込みや風の吹続により所々で平年並みとなったが、日本海側は風が山越えとなって平年より高い所が多い。
【沖縄・奄美】
上空の気温は平年並み、大東島では風が弱く冷え込んで平年並みとなったが、他は風が吹いて平年より高めの所が多く、奄美の１地点では平年より高くなった。