国内気温平年差概況：2018年5月18日8時(日本時間)までの最低気温

西日本～東北南部で平年より高い地点多い

【気圧配置】
６時では、北海道に高気圧があり、前線が日本海から東北南部に停滞、前線上の日本海に低気圧がある。
【北日本：北海道、東北】
北海道は上空の気温は平年並みで、北部からオホーツク海側は晴れて平年並み～低めの所が多く宗谷の１地点で平年より低くなった。その他は雲がかかって平年並み～高めの所が多い。東北は、前線の南側の山形、福島は暖気により平年より高め～高く、その他は東よりの風により太平洋側は平年並みの所が多く、秋田は風が山越えとなって平年より高め～高い所が多くなった。なお、岩手の内陸で普段冷え込む所では、雨で平年より高め～高くなった地点があった。
【東日本：関東甲信、東海、北陸】
暖気により平年より高め～高い所がほとんど。小笠原は上空の気温は平年並みで最低気温も平年並み。北陸は風が山越えで全地点で平年より高く、太平洋側も沿岸部で海風の影響を受けた所や冷え込んだ所で平年並み～高めとなったが、平年より高い地点の方が多い。
【西日本：近畿、中国、四国、九州】
暖気により平年より高め～高い所が多く、平年並みは、冷たい海風の影響を受けた愛媛の１地点と冷え込んだ鹿児島の１地点のみ。平年より高めも、瀬戸内海や太平洋の沿岸部で局地的に海風や冷え込みの影響を受けたわずかな地点のみで大部分は平年より高い。
【沖縄・奄美】
上空の気温は平年並み～高め、大東島では風が弱く冷え込んで平年並みとなったが、他は風が吹いて平年並み～高めで、奄美の１地点では平年より高くなった。