国内気温概況：2018年5月30日20時(日本時間)までの最高気温の平年差

北海道で平年差+10℃以上

【気圧配置】
15時では、日本の東に高気圧があり、九州の南から伊豆諸島の南に前線が停滞、前線上の紀伊半島沖に低気圧がある。
【北日本：北海道、東北】
北海道は暖気と晴天により平年より高い所が多いが沿岸部では冷たい海風の影響を受けて平年並み～平年より高めの地点があり、渡島の１地点では雲もかかって平年より低くなった。東北は雲に覆われたが暖気が流入して平年並み～高い。平年より高いのは南～南東の風が山を越えて吹いた青森、秋田が中心となった。
【東日本：関東甲信、東海、北陸】
上空の気温は平年並み～高めだが、雨が降って平年並み～低めの所が多くなった。長野、岐阜では雨による冷気の影響が大きく平年より低い地点があり、新潟と茨城では雨の降り始めが遅く平年より高めの地点があった。
【西日本：近畿、中国、四国、九州】
近畿と四国は雨により平年並み～低いが、兵庫の日本海側の１地点では山を越える風により平年より高めとなった。中国、九州は雨が止んで日照もあり平年並み～高くなったが、岡山は雨の影響により広範囲で平年より低め～低くなった。
【沖縄・奄美】
全域が前線の南側で平年並み～高めの所が多く、沖縄本島の１地点で平年より高くなった。

※　5月30日は気温記録更新あり。「国内記録更新表」ページをご覧ください。

※　図は気象庁ホームページより転載。表は気象庁ホームページ掲載データにより作成。