国内気温概況：2018年5月31日8時(日本時間)までの最低気温の平年差

西日本、北日本で平年より高い

【気圧配置】
６時では、関東の東に前線を伴う低気圧、日本海北部と朝鮮半島の東に別の低気圧があり、前線が東シナ海から奄美に停滞している。
【北日本：北海道、東北】
北海道は暖気と雲により平年並み～高く、特に北部や東部で暖気の影響が大きく平年より高い所が多くなった。東北は、北部は雨で平年より高め～高い所が多く、南部は雨が止んで少し冷え込みもあったようで平年並み～高めの地点が多い。
【東日本：関東甲信、東海、北陸】
上空の気温は平年並みで、雲に覆われ平年並みの所が多いが、北陸では数地点で山越えの風などにより平年より高め、茨城の１地点でも山越えの風により、長野の１地点は雨が降った時の比較的暖かい空気が滞留して、それぞれ平年より高めとなった。
【西日本：近畿、中国、四国、九州】
上空の気温は平年並みだが厚い雲に覆われて平年並み～高い。特に標高の高い所で冷え込みが無かった影響と日本海側などで山越えの風となった影響で平年より高くなった所が多いようで、近畿は平年より高い地点はなかった。
【沖縄・奄美】
前線の南側は平年より高めの所が多く、前線の北側の奄美の１地点は平年並み。