国内気温概況：2018年7月17日23時(日本時間)までの最高気温の平年差

オホーツク海側に寒気

【気圧配置】
15時では、低気圧が千島列島、高気圧が九州とオホーツク海にある。
【北日本：北海道、東北】
上空の気温は平年並み。北海道は北よりの風で、オホーツク海側には寒気が流れ込んで平年より低め～低くなったが、他は晴れや曇りで太平洋側では風が山越えとなって気温が上がり平年並み～高くなった。東北は北部と南部できれいに分かれた。北部は曇りや雨で秋田の１地点で平年より高めだった他は平年並み～低め、南部は曇りや晴れで、山形の３地点で平年並みだったのを除き平年より高め～高くなった。
【東日本：関東甲信、東海、北陸】
上空の気温は平年より高め～高く、晴れや曇りで最高気温は平年並み～高くなった。北陸は平年並みの地点が無かったが、これは海面水温が平年より１℃以上高くなっている影響と思われる。
【西日本：近畿、中国、四国、九州】
上空の気温は平年並み～高めで、晴れや曇りで最高気温は平年並み～高い。平年並みとなったのは海風の影響を受けた沿岸部中心。
【沖縄・奄美】
上空の気温は平年並み、晴れて風が吹き続けた所が多く、最高気温は全地点で平年並みとなった。

※　7月17日の国内気温記録更新：あり、上のボタンから「日本の気温」／「国内記録更新表」をご覧ください。