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国内気温概況:2018年7月29日20時(日本時間)までの最高気温の平年差

20時までの最高気温の平年差

20時までの最高気温の平年差
15時の天気図
20時までの最高気温
15時のIR画像

平年差分布図で、西日本の低温、北陸~東北日本海側の高温が明瞭

【気圧配置】
15時では、台風が山口県付近にあり、気圧の尾根が日本の東から北海道方面に張り出している。
【北日本:北海道、東北】
北海道は、上空の気温は平年より高く南よりの風が吹き、最高気温は平年並み~高い。平年並みは海風の影響を受けた太平洋側の一部のみ。東北は、上空の気温は平年より高め、東よりの風で太平洋側は曇りや雨となり最高気温は平年並み~高め、日本海側は山越えの風により平年並み~高くなった。
【東日本:関東甲信、東海、北陸】
太平洋側は天気はまちまちとなったが平年並みの所が多い。長野、岐阜では日照が多く平年より高めの所があった一方、山梨と三重の各1地点では雨が降り続いて平年より低めとなった。日本海側は、南よりの風が山を越えて吹いたことによるフェーン現象で、平年より高め~高い所が多くなった。
【西日本:近畿、中国、四国、九州】
上空の気温は平年並み、曇りや雨で最高気温は平年並み~低い所が多くなったが、鳥取の1地点と長崎県対馬の2地点で、それぞれ山越えの風(鳥取は南よりの風、対馬は北よりの風)により平年より高めとなった。
【沖縄・奄美】
上空の気温は平年並み、晴れや曇りで風が吹き続けた所が多く、最高気温は全地点で平年並みとなった。

※ 7月29日の国内気温記録更新:あり、上のボタンから「日本の気温」/「国内記録更新表」をご覧ください。

2018/7/29 20時までの最高気温平年差(小数点以下切り捨て)
地方 平年差の最低~最高 平年差の大きい地域
北海道 -2 ~ +12 網走+12、宗谷+10、上川、留萌、根室+9
東北 -2 ~ +8 山形+8、青森、秋田+7
関東甲信 -3 ~ +4 山梨-3、長野+4
東海 -3 ~ +4 三重-3、岐阜+4
北陸 0 ~ +9 新潟、福井+9、石川+8
近畿 -6 ~ +2 奈良-6、和歌山-5
中国 -5 ~ +3 広島、島根-5、鳥取+3
四国 -6 ~ 0 愛媛-6、徳島、高知-5
九州 -7 ~ +3 大分-7、福岡、熊本-5、長崎+3
沖縄・奄美 -1 ~ +1  
850hPa気温、平年差
2018/7/29 09時(日本時間)
地点 観測値 平年差
稚内 19.0 +5.1
札幌 21.6 +6.5
釧路 20.0 +5.7
秋田 20.4 +3.8
輪島 25.0 +7.1
つくば 17.6 -0.5
八丈島 15.6 -3.1
松江 18.6 +0.3
潮岬 17.4 -1.0
福岡 16.6 -2.1
鹿児島 20.4 +1.7
名瀬 21.8 +2.7
南大東島 19.0 0.0
石垣島 19.8 +0.2
父島 18.2 -0.2