国内気温概況：2018年8月9日20時(日本時間)までの最高気温の平年差

東北日本海側、東海、甲信に平年より高い地点あり

【気圧配置】
15時では、台風が福島県沖と沖縄の南東、高気圧が長江河口と千島列島の東にあり、前線が東北北部から東にのびて停滞している。
【北日本：北海道、東北】
北海道は概ね曇りで東～北東の風が吹いて平年並み～低く、特に東部で平年より低い所が多くなったが、日高の１地点では日照があり平年より高めとなった。東北は、北部は東よりの風で太平洋側沿岸部では平年より低め～低い所が多くなったが、その他は山越えの風で日照もあり平年並み～高めの所が多く、秋田の沿岸部では日照が多く平年より高い所があった。南部は台風の影響で雲に覆われて平年並み～低い所が多いが、山形の沿岸部では山越えの風と日照により平年より高めの所があった。
【東日本：関東甲信、東海、北陸】
関東は日照が少ないものの台風の暖気により平年並み～高めの所が多いが、一日中雲に覆われた茨城の一部で平年より低めとなった。北陸は北よりの海風ながら日照があって平年並み～高めの所が多くなったが、福井を中心に日照が少なく平年より低め～低くなった地点があった。東海と甲信は、晴れた所が多く平年並み～高くなった。
【西日本：近畿、中国、四国、九州】
近畿、中国は雲に覆われて平年並み～低い所が多いが、和歌山、山口など、日照があった所では平年より高めとなった地点があった。中国も北よりの風で、日本海側は平年並み～低め、瀬戸内側は平年並み～高めとなった。四国、九州は比較的日照が多く平年並み～高めとなった。
【沖縄・奄美】
上空の気温は平年並みで、最高気温も平年並みの所が多いが、奄美の１地点では風が弱く平年より高めとなった。

※　8月9日の国内気温記録更新：あり、上のボタンから「日本の気温」／「国内記録更新表」をご覧ください。