国内気温概況：2018年8月14日18時(日本時間)までの最高気温の平年差

西日本の山越えの風となった所中心に平年より高い

【気圧配置】
15時では、台風が九州の南東、熱低が沖縄の南、高気圧が日本の東にあり、前線が北海道に停滞している。
【北日本：北海道、東北】
北海道は曇りや雨で平年並み～低い所が多いが、釧路の沿岸部の２地点では、海風が入る前の日照により平年より高めとなった。東北は、青森、秋田で雲が多く全地点で平年並み、その他は概ね晴れて平年並み～高く、平年より高いのは海陸風が卓越したため内陸部が中心。
【東日本：関東甲信、東海、北陸】
晴れや曇りで平年並み～高い。一般風場は南よりの風だが弱く、海陸風が卓越した所が多い。平年より高かったのは、太平洋側では海から遠い内陸部の一部で、日本海側では山越えの風の影響を受けた福井、富山の一部で、特に福井は山越えの風が卓越した所が多かった。
【西日本：近畿、中国、四国、九州】
概ね晴れて平年並み～高い。一般風場は南東～東で、平年より高くなったのは山越えの風となった所が多く、太平洋側で海風が直接入った所では平年より高い所は無かった。
【沖縄・奄美】
風が吹き続けた所が多く、風が弱まった所では日照が少なく、全地点で平年並みとなった。

※　8月14日の国内気温記録更新：あり、上のメニューから「日本の気温」／「国内記録更新表」をご覧ください。