国内気温概況：2018年8月31日19時(日本時間)までの最高気温の平年差

東北～北陸で平年より低め～低い地点が多い

【気圧配置】
15時では、前線を伴う低気圧がオホーツク海にあって、寒冷前線が北海道にかかり、別の前線が山陰沖から東北に停滞、日本の南から沖縄・奄美は気圧の尾根となっている。
【北日本：北海道、東北】
北海道は、前線の北側では平年並み～低めとなったが、太平洋側は前線の南側の暖気の影響を受けて、平年より高め～高い所があった。東北は曇りや雨で、平年並み～低めの所が多いが、太平洋側の３地点(青森2、福島1)では、山越えの風や日照により平年より高めとなった。
【東日本：関東甲信、東海、北陸】
日本海側は雨、太平洋側は晴れで平年差は大きく異なる。関東甲信、東海は概ね晴れて平年並み～高い所が多いが、長野、岐阜の北部では雨で平年より低め～低い地点があった。北陸は雨で平年並み～低い所が多いが、福井の２地点では雨が降り始めるまでに気温が上がり平年より高めとなった。
【西日本：近畿、中国、四国、九州】
晴れや曇りで平年並み～高めの所が多いが、徳島、愛媛の各１地点で日照や山越えの風により平年より高くなった。
【沖縄・奄美】
晴れて風も弱まったが、上空の気温は平年並み、海面水温も平年並み～少し低め(-1℃以内)で、全地点で平年並みとなった。

※　8月31日の国内気温記録更新：なし