西日本の全地点で平年より高い
【気圧配置】
6時では、前線を伴う低気圧が朝鮮半島の東に、高気圧が小笠原諸島の北東にある。
【北日本:北海道、東北】
北海道は晴れや曇りだが暖気により平年並み~高めの所が多く、渡島半島では所々で平年より高くなった。東北は850hPaでは暖気が流入しているが晴れて平年並みの所が多く、標高の高い所と沿岸部の一部で暖気の影響を受けて平年より高め~高くなった(参照:http://kion-web.com/blog/temperature/heinensanorenji20191211/)。
【東日本:関東甲信、東海、北陸】
晴れから次第に雨域を伴う雲域が東進し暖気も流入して平年並み~高い所が多いが、小笠原では寒気と冷え込みにより平年より低めとなった。
【西日本:近畿、中国、四国、九州】
雨で暖気の影響が強く、全地点で平年より高く(平年より5.0℃以上高い)なり、平年より10.0℃以上高い地点も多くなった(特に山陰で多い)。
【沖縄・奄美】
南よりの風で暖気により平年より高め~高い所が多いが、先島諸島の1地点のみ積乱雲からの冷気外出流の影響を受けたようで(8時に気温が急下降)平年並みとなった。
※ 図は気象庁HPより転載、表は気象庁HP掲載データを使用して作成
2020/3/27 | 8時までの最低気温平年差(小数点以下切り捨て) | |
地方 | 平年差の最低~最高 | 平年差の大きい地域 |
北海道 | -2 ~ +6 | 後志+6、胆振、渡島、檜山+5 |
東北 | -2 ~ +10 | 福島+10、青森+7、秋田+5 |
関東甲信 | -3 ~ +7 | 小笠原-3、伊豆諸島+7、群馬、長野+6 |
東海 | +1 ~ +7 | 愛知、三重+7、静岡、岐阜+6 |
北陸 | -1 ~ +9 | 福井+9、新潟+8、石川+6 |
近畿 | +5 ~ +12 | 兵庫+12、京都、大阪+11、和歌山+10 |
中国 | +5 ~ +14 | 島根+14、広島、鳥取+13 |
四国 | +5 ~ +10 | 愛媛+10、徳島、高知+9 |
九州 | +5 ~ +12 | 福岡、佐賀+12、大分、長崎、熊本+11 |
沖縄・奄美 | +2 ~ +6 | 奄美+8、沖縄本島+6、先島諸島+5 |
地点 | 観測値 | 平年差 | 稚内 | -0.7 | +7.6 |
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札幌 | 0.0 | +7.0 |
釧路(根室) | -3.1 | +4.0 |
秋田 | 4.0 | +8.2 |
輪島 | 9.0 | +10.5 |
つくば | 8.2 | +7.2 |
八丈島 | 6.6 | +2.1 |
松江(米子) | 8.8 | +8.0 |
潮岬 | 8.8 | +4.8 |
福岡 | 11.6 | +8.4 |
鹿児島 | 11.2 | +5.4 |
名瀬 | 14.8 | +5.6 |
南大東島 | 15.6 | +3.7 |
石垣島 | 15.4 | +2.5 |
父島 | 7.2 | -3.6 |