国内気温概況：2020年7月23日18時(日本時間)までの最高気温の平年差

東日本、西日本で平年より低め～低い地点多い

【気圧配置】
15時では、低気圧が黄海と三陸沖に、高気圧がウラジオストクの南にあり、前線が西日本、東日本にかかっている。
【北日本：北海道、東北】
北海道は曇りや雨で平年並み～低い所が多く、平年より低いのはオホーツク海側が中心だが、渡島半島や日本海側では少し日照があり、胆振の１地点では平年より高めとなった。東北は曇りや晴れで平年並みの所が多いが、岩手の内陸部を中心に気温が上がり計８地点では平年より高め、福島、山形を中心に日照が少なく計８地点では平年より低め～低くなった。
【東日本：関東甲信、東海、北陸】
雨や曇りで平年並み～低く、埼玉では全地点で平年より低くなったが、太平洋沿岸部では雨が降らず、神奈川、愛知、三重では平年より低い地点は無かった。
【西日本：近畿、中国、四国、九州】
近畿の北半分、中国、九州の北半分は雨や曇りで平年並み～低くなった。近畿の南半分、四国、九州の南半分は曇りや晴れで平年並み～低めの所が多いが、和歌山の１地点では日照や山越えの風により平年より高めとなった。
【沖縄・奄美】
概ね晴れて平年並みの所が多いが、先島諸島の２地点では南よりの風の弱まったタイミングで気温が上がり平年より高めとなった。

※　図は気象庁HPより転載、表は気象庁HP掲載データを使用して作成

※　7月23日(日本時間24時まで)の国内気温記録更新：あり、上のメニューから「日本の気温」／「国内記録更新表」をご覧ください。