国内気温概況：2021年4月17日8時(日本時間)までの最低気温の平年差

北日本～西日本で平年より高め～高い地点多い

【気圧配置】
６時では、低気圧が中国北東部に２個、高気圧が北海道の東にあり、前線が沖縄の北～九州に停滞している。
【北日本：北海道、東北】
北海道は南東～南の風が吹いて曇りや雨で、平年並み～高くなった。東北は曇りで明け方以降は南部に雨雲がかかり平年並み～高いが、平年並みは山形中心に計12地点と少なく、宮城では全地点で平年より高くなった。
【東日本：関東甲信、東海、北陸】
太平洋側は、東海と長野は概ね雨、関東と山梨は概ね曇りで朝以降群馬などで雨となり、平年並み～高い。日本海側は曇りや雨で南よりの山越えの風の影響もあり平年より高め～高い所が多いが、新潟では晴れた時間があり３地点で平年並みとなった。
【西日本：近畿、中国、四国、九州】
雨や曇りで平年並み～高く、特に中国では南東風場の影響か気温が下がりにくく、平年並みは山口の１地点のみで島根、鳥取では全地点で平年より高くなった。
【沖縄・奄美】
奄美、沖縄本島は南よりの風が吹いて曇りや雨で平年並み～高め。大東島は南よりの風で晴れや曇り、先島諸島は曇りや雨で風が次第に北よりに変わり、共に全地点で平年並みとなった。

※　図は気象庁HP、日本気象協会HPより転載、表は気象庁HP掲載データを使用して作成

※　4月17日(日本時間24時まで)の国内気温記録更新：あり、上のメニューから「日本の気温」／「国内記録更新表」をご覧ください。