国内気温概況：2021年4月29日8時(日本時間)までの最低気温の平年差

東北、東日本で平年より高め～高い地点多い

【気圧配置】
６時では、高気圧が日本の東にあり、前線が東シナ海～本州に停滞、前線上の九州に低気圧がある。
【北日本：北海道、東北】
北海道は曇りや晴れで平年並み～高く、特に北部では南西の風が吹き続いて平年並みの地点は少ないが、渡島半島では少し冷え込んだようで平年並みの地点が多くなった。東北は、北部は概ね曇り、南部は雨や曇りで平年より高め～高い所が多く、平年並みは青森、秋田の計10地点のみ。
【東日本：関東甲信、東海、北陸】
概ね雨で関東甲信の一部は曇り後雨、平年より高め～高い所が多く、平年並みは静岡や伊豆諸島を中心とする計22地点のみ。
【西日本：近畿、中国、四国、九州】
概ね雨で平年並み～高く、滋賀、奈良、島根、鳥取、佐賀では平年並みの地点は無かった。九州南部では比較的平年並みの地点が多くなったが、この時期、雨が降って気温の下がりにくい日が多くなる(冷え込んで気温の下がる日が少なくなる)ことが平年値に反映されているためかもしれない。
【沖縄・奄美】
曇りや雨で平年並みの所が多いが、奄美の１地点では南西からの暖気により平年より高めとなった。

※　図は気象庁HP、日本気象協会HPより転載、表は気象庁HP掲載データを使用して作成

※　4月29日(日本時間24時まで)の国内気温記録更新：あり、上のメニューから「日本の気温」／「国内記録更新表」をご覧ください。