国内気温概況：2021年5月22日8時(日本時間)までの最低気温の平年差

西日本に寒気

【気圧配置】
６時では、低気圧が東北の西と北海道の南東に、高気圧が九州の西とオホーツク海にあり、前線が沖縄・奄美に停滞している。
【北日本：北海道、東北】
北海道は曇りや雨で平年並み～高いが、宗谷では冷たい東風により全地点で平年並み、雨の降った十勝では全地点で平年より高くなった。東北は雨や曇りで平年並み～高いが、平年並みは太平洋側沿岸部中心に12地点と少なかった。
【東日本：関東甲信、東海、北陸】
太平洋側は曇りや雨で朝以降一部で晴れ、暖気により平年並み～高いが、平年より高いのは群馬、長野を中心に18地点と少なく、伊豆諸島、小笠原では全地点で平年並みとなった。日本海側は概ね曇りで所々で雨、平年並み～高めの所が多く、石川の１地点では平年より高くなった。
【西日本：近畿、中国、四国、九州】
概ね曇りで所々で雨、寒気が流入して平年並みの所が多く、所々(滋賀、鳥取を中心に計24地点)では平年より高めとなった。
【沖縄・奄美】
奄美は曇りや雨で全地点で平年並み。沖縄本島、大東島、先島諸島は前線の南側で曇りや晴れで一部で雨、平年より高めの所が多く、沖縄本島の２地点では平年より高く、先島諸島の１地点では平年並みとなった。

※　図は気象庁HP、日本気象協会HPより転載、表は気象庁HP掲載データを使用して作成

※　下の850hPa気温、平年差表は、気象庁での平年値切り替えに合わせて、新平年値を使っています。

※　5月22日(日本時間24時まで)の国内気温記録更新：あり、上のメニューから「日本の気温」／「国内記録更新表」をご覧ください。