国内気温概況：2021年8月11日18時(日本時間)までの最高気温の平年差

北日本、西日本で平年より低め～低い

【気圧配置】
15時では、低気圧が北海道の東に、高気圧がオホーツク海と小笠原諸島の東にあり、前線が九州から四国の南に停滞している。
【北日本：北海道、東北】
北海道は、晴れや曇り東部は朝まで雨、寒気の影響もあり平年並み～低く、日照の少なかった網走では全地点で平年より低くなった。東北は、北部と宮城は曇りや雨で平年並み～低く、青森、秋田では平年並みの地点は無し、山形、福島は曇りや晴れで平年並み～低めだが、福島では全地点で平年並みとなった。
【東日本：関東甲信、東海、北陸】
太平洋側は晴れ後曇りで平年並みの所が多いが、長野、岐阜の計６地点では平年より低めとなった。日本海側は曇りや晴れで平年並み～低めの所が多く新潟の１地点では平年より低くなった。
【西日本：近畿、中国、四国、九州】
近畿は曇りや晴れで平年並み～低め。中国、四国は曇りまたは曇り後雨で平年並み～低い。九州は概ね雨で平年より低い所が多く、平年並み～高めは長崎、鹿児島の島嶼部を中心とする計19地点のみ。
【沖縄・奄美】
晴れや曇りで平年並みの所が多いが、奄美の１地点では日照が少なく平年より低めとなった。

※　平年差を、「平年より低い」、「平年より低め」、「平年並み」、「平年より高め」、「平年より高い」の５階級(当サイト独自定義)に分けて記載しています。

※　図は気象庁HP、日本気象協会HPより転載、表は気象庁HP掲載データを使用して作成

※　8月11日(日本時間24時まで)の国内気温記録更新：あり、上のメニューから「日本の気温」／「国内記録更新表」をご覧ください。