国内気温概況：2021年8月14日18時(日本時間)までの最高気温の平年差

北日本～西日本で平年より低め～低い

【気圧配置】
15時では、低気圧がチェジュ島の南と三陸沖に、高気圧が千島列島と小笠原諸島の東にあり、前線が九州北部～関東南部にかかっている。
【北日本：北海道、東北】
北海道は晴れや曇りで寒気により平年並み～低いが、平年より低いのは日照の少なかった太平洋側とそれに隣接する地域で、留萌では全地点で平年並みとなった。東北は曇りや雨で寒気の影響もあり平年より低い所が多く、平年より低めは青森、秋田、福島の沿岸部の各１地点のみ。
【東日本：関東甲信、東海、北陸】
太平洋側は雨や曇りで平年並み～低いが、平年並み～低めは雨の止んだ時間の長かった沿岸部が中心で、内陸部は平年より低くなった。日本海側は雨または曇り後雨で全地点で平年より低くなった。
【西日本：近畿、中国、四国、九州】
雨や曇りで平年並み～低いが、平年並みは前線の南側の鹿児島を中心に28地点のみで、主に前線の北側の京都、岡山、島根、鳥取、山口では全地点で平年より低くなった。
【沖縄・奄美】
晴れや曇り、所々で雨で、全地点で平年並みとなった。

※　平年差を、「平年より低い」、「平年より低め」、「平年並み」、「平年より高め」、「平年より高い」の５階級(当サイト独自定義)に分けて記載しています。

※　図は気象庁HP、日本気象協会HPより転載、表は気象庁HP掲載データを使用して作成

※　8月14日(日本時間24時まで)の国内気温記録更新：あり、上のメニューから「日本の気温」／「国内記録更新表」をご覧ください。