国内気温概況：2021年12月6日8時(日本時間)までの最低気温の平年差

東北南部、北陸、中国、九州で冷え込み

【気圧配置】
06時では、高気圧が朝鮮半島西岸と日本の東にある。
【北日本：北海道、東北】
北海道は曇りや晴れで暖気の影響もあり平年並み～高い所が多いが、石狩、後志の計３地点では冷え込んで平年より低めとなり、北部は南～南西の風が冷え込みを抑えて平年より高い所が多く、東部は少し冷え込んで平年並みの所が多くなった。東北は、北部は曇りや晴れで平年並みの所が多いが、青森の３地点では雲により平年より高め、秋田、岩手の計４地点では冷え込んで平年より低めとなり、南部は概ね晴れて冷え込み平年並み～低めの所が多く山形、福島の各１地点では平年より低くなった。
【東日本：関東甲信、東海、北陸】
関東甲信は曇りや晴れで冷え込みは弱く平年並み～高めの所が多くなり、風の吹き続いた伊豆諸島と長野の各１地点では平年より高いが、栃木、群馬、長野の計４地点では冷え込んで平年より低めとなった。東海は曇りや曇り後雨で冷え込みは弱く平年並み～高い。北陸は晴れ後曇り朝以降は雨域が拡大、冷え込みにより平年並み～低めの所が多く新潟の２地点では平年より低いが、福井では早くから雲がかかり全地点で平年並みとなった。
【西日本：近畿、中国、四国、九州】
近畿、四国は曇りや晴れ滋賀は明け方以降雨で、冷え込みは弱く平年並みの所が多くなり、滋賀、奈良、高知の各１地点では平年より高め。中国、九州は晴れまたは晴れ後曇りで、冷え込みにより平年並み～低めの所が多いが、長崎県対馬の２地点では海からの風で気温が下がらず平年より高めとなった。
【沖縄・奄美】
東よりの風曇り後晴れ奄美の一部は未明に雨で、平年並みの所が多く、奄美の１地点では平年より高めとなった。

※　平年差を、「平年より低い」、「平年より低め」、「平年並み」、「平年より高め」、「平年より高い」の５階級(当サイト独自定義)に分けて記載しています。

※　図は気象庁HP、日本気象協会HPより転載、表は気象庁HP掲載データを使用して作成。

※　12月6日(日本時間24時まで)の国内気温記録更新：なし