国内気温概況：2022年3月29日8時(日本時間)までの最低気温の平年差

北海道北部、関東以西の太平洋側で平年より高め～高い

【気圧配置】
06時では、高気圧が宮城県の東にあり、前線が沖縄の南から小笠原諸島に停滞している。
【北日本：北海道、東北】
北海道は南西～西の風概ね晴れで平年並みの所が多いが、北部を中心にその他所々では風の影響で気温が下がりにくく平年より高め～高くなった。東北は、北部は晴れ、南部は曇りで、平年並みの所が多いが、秋田、岩手の各２地点では冷え込んで平年より低め、青森の１地点(大間)では風が吹き続いて平年より高めとなった。
【東日本：関東甲信、東海、北陸】
太平洋側は曇りで冷え込みは弱く平年並み～高いが、平年より高いのは前日の暖気が閉じ込められたと思われる山梨と、北東の風が山を越えて吹いた静岡が中心。日本海側は曇りで、全地点で平年並みとなった。
【西日本：近畿、中国、四国、九州】
曇り、明け方以降九州南部で雨で、冷え込みは弱く平年並み～高いが、平年より高め～高い地点は和歌山、高知、九州南部など太平洋側で多くなった。
【沖縄・奄美】
北東～東の風曇りや雨で平年並みの所が多いが、奄美の１地点(中之島)では暖気により平年より高めとなった。

※　平年差を、「平年より低い」、「平年より低め」、「平年並み」、「平年より高め」、「平年より高い」の５階級(当サイト独自定義)に分けて記載しています。

※　図は気象庁HP、日本気象協会HPより転載、表は気象庁HP掲載データを使用して作成。

※　3月29日(日本時間24時まで)の国内気温記録更新：なし