国内気温概況：2022年4月23日8時(日本時間)までの最低気温の平年差

北日本と関東で平年より高め～高い

【気圧配置】
06時では、低気圧がサハリン南部に、高気圧が朝鮮半島にあり、前線が東シナ海に停滞している。
【北日本：北海道、東北】
北海道は南西～西の風曇りや雨、東部は明け方以降晴れで、暖気により平年より高め～高い所が多く上川、石狩、空知、網走では全地点で平年より高いが、流入した寒気の影響を受けた日本海側の島嶼中心の７地点と冷たい海からの風の影響を受けた太平洋側の１地点(釧路)では平年並みとなった。東北は曇り所々で晴れ、朝は秋田中心に雨で、冷え込みは弱く平年並み～高いが、平年並みは福島が中心。
【東日本：関東甲信、東海、北陸】
関東は曇りや晴れで、暖気により平年より高め～高い所が多く、平年並みは栃木、群馬、千葉、小笠原の計５地点のみ。甲信、東海は晴れや曇りで冷え込みは弱く、平年並み～高めの所が多くなり、山梨、静岡の計５地点では平年より高い。北陸は曇り所々で晴れで、暖気により平年並み～高くなった。
【西日本：近畿、中国、四国、九州】
曇りや晴れ、九州の一部は朝に雨で、冷え込みは弱く平年並み～高いが、愛媛では少し冷え込んで全地点で平年並み、京都、島根、鳥取、佐賀では気温が下がりにくく平年並みの地点は無かった。
【沖縄・奄美】
南よりの風、曇りや晴れ先島諸島は時々雨で、暖気により奄美は平年より高め～高く、沖縄本島、大東島、先島諸島は平年並み～高めとなった。

※　平年差を、「平年より低い」、「平年より低め」、「平年並み」、「平年より高め」、「平年より高い」の５階級(当サイト独自定義)に分けて記載しています。

※　図は気象庁HPより転載、表は気象庁HP掲載データを使用して作成。

※　4月23日(日本時間24時まで)の国内気温記録更新：あり、上のメニューから「日本の気温」／「国内記録更新表」をご覧ください。