国内気温概況：2022年5月17日8時(日本時間)までの最低気温の平年差

沖縄・奄美で平年より低め

【気圧配置】
06時では、低気圧が関東の東に、高気圧が上海の南と北海道の東にあり、前線が沖縄の南～小笠原諸島の北に停滞している。
【北日本：北海道、東北】
北海道は概ね晴れて冷え込み、平年並み～低い所が多いが、北部や沿岸部の所々(９地点)では風が吹き続くなどにより気温が下がりにくく平年より高め～高くなった。東北は曇り北部の一部で時々晴れ、宮城、福島の一部で明け方にかけて雨で、平年並みの所が多いが、青森を中心に７地点では冷え込んで平年より低め、福島の２地点(南郷、湯本)では冷え込みが弱く平年より高めとなった。
【東日本：関東甲信、東海、北陸】
曇り所々で晴れ、茨城、伊豆諸島の一部で雨、小笠原諸島は晴れで、平年並みの所が多いが、父島(小笠原)では暖気により平年より高めとなった。
【西日本：近畿、中国、四国、九州】
曇り所々で晴れ、長崎の島嶼部は明け方以降次第に晴れで、平年並みの所が多いが、長崎の１地点(雲仙岳)と鹿児島県種子島・屋久島の４地点では寒気により平年より低め～低くなった。
【沖縄・奄美】
北東の風、概ね雨で、寒気により、奄美は平年並み～低め、沖縄本島、先島諸島は平年より低めとなったが、大東島では寒気が弱く平年並みとなった。

※　平年差を、「平年より低い」、「平年より低め」、「平年並み」、「平年より高め」、「平年より高い」の５階級(当サイト独自定義)に分けて記載しています。

※　図は気象庁HP、日本気象協会HPより転載、表は気象庁HP掲載データを使用して作成。

※　5月17日(日本時間24時まで)の国内気温記録更新：なし