国内気温概況：2023年12月21日8時(日本時間)までの最低気温の平年差

北日本で強い冷え込み

【気圧配置】
06時では、低気圧が利尻島付近と福島県の東に、高気圧がバイカル湖の南西にある。
【北日本：北海道、東北】
北海道は晴れ、北部と渡島半島は時々曇りや雪で、寒気や冷え込みにより平年並み～低い所が多いが、宗谷、留萌、上川北部では冷え込みが弱く５地点で平年より高め。東北は晴れや曇り、日本海側の所々では一時雪で、北部と山形では寒気や冷え込みにより平年並み～低く、宮城、福島では風や雲が冷え込みを抑えて平年並みの所が多く、福島の１地点(桧原)では平年より高めとなった。
【東日本：関東甲信、東海、北陸】
太平洋側は西よりの風、長野は南よりの風、晴れ、長野と岐阜の一部では曇りや雪で、冷え込みは弱く平年並み～高い所が多いが、平年より高め～高いのは風の吹き続いた所や雲のかかった所が中心でその他は平年並みの所が多く、群馬の１地点(沼田)では冷え込んで平年より低め。日本海側は曇りや雪／雨、所々で晴れで、平年並みの所が多いが、佐渡の１地点(相川)では寒気により平年より低めとなった。
【西日本：近畿、中国、四国、九州】
曇りや雪／雨、所々で晴れ、近畿北部は広範囲で晴れで、寒気により平年並み～低い所が多いが、平年より低め～低いのは寒気の影響を受けやすい沿岸部が中心で、内陸部では平年並みの所が多く、熊本、鹿児島の３地点では平年より高めとなった。
【沖縄・奄美】
北よりの風、曇り時々雨で、平年並みの所が多いが、先島諸島の１地点(宮古島)では寒気により平年より低めとなった。

※　平年差を、「平年より低い」、「平年より低め」、「平年並み」、「平年より高め」、「平年より高い」の５階級(当サイト独自定義)に分けて記載しています。

※　図は気象庁HP、日本気象協会HPより転載、表は気象庁HP掲載データを使用して作成

※　12月21日(日本時間24時まで)の国内気温記録更新：あり、上のメニューから「日本の気温」／「国内記録更新表」をご覧ください。