国内気温概況：2025年2月1日8時(日本時間)までの最低気温の平年差

北海道、九州で平年並み～高い

【気圧配置】
06時では、低気圧が九州の西とカムチャツカ半島の東に、高気圧が中国北東部と和歌山県付近にある。
【北日本：北海道、東北】
北海道は曇り時々晴れ、空知、後志は時々雪、その他も所々で一時雪で、雲が放射冷却を抑え、暖気の影響もあり平年並み～高い。東北は西よりの風、曇りや雪、太平洋側の一部で時々晴れで、風や雲が放射冷却を抑えて、平年並み～高めの所が多く、秋田、岩手の５地点では平年より高くなった。
【東日本：関東甲信、東海、北陸】
太平洋側は晴れや曇りで、平年並みの所が多いが、雲のかかった時間の長かった長野、岐阜、三重の17地点とその他所々(８地点)では冷え込みが弱く平年より高め～高い。日本海側は曇り一時晴れ、中越、上越は時々雪、朝は富山、石川、福井の広範囲で晴れで、暖気により平年並み～高めの所が多いが、比較的晴れた時間の長かった石川では全地点で平年並みとなった。
【西日本：近畿、中国、四国、九州】
近畿、中国、四国は曇り一時晴れで、平年並みの所が多いが、滋賀、広島、山口、高知の19地点では雲が放射冷却を抑えて平年より高め～高い。九州は曇り、朝は長崎、宮崎、鹿児島のそれぞれ一部で雨で、暖気の影響もあり平年並み～高くなった。
【沖縄・奄美】
曇りや雨で、暖気により、奄美は平年より高め～高く、沖縄本島は平年並み～高く、大東島は平年並み～高めだが、先島諸島では暖気の影響が弱く全地点で平年並みとなった。

※　平年差を、「平年より低い」、「平年より低め」、「平年並み」、「平年より高め」、「平年より高い」の５階級(当サイト独自定義)に分けて記載しています。

※　図は気象庁HP、日本気象協会HPより転載、表は気象庁HP掲載データを使用して作成。