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全球大気の流れ、寒気・暖気の状況:2018年11月16日12UTC

全球500高度850気温

バイカル湖のNに寒冷渦、850hPa・-28℃以下の寒気伴う

【北半球30N以北の500hPa流れ、850hPa気温】
偏西風の蛇行は、やや大~大。
大西洋35Wに寒冷渦、30Wに寒気トラフ。モロッコに低気圧。デンマークに高気圧。黒海に寒冷渦。カラ海のNに寒冷渦。シベリア105E(バイカル湖のN)に寒冷渦。中国90Eに寒気トラフ。シベリア135Eに寒冷渦。太平洋170Eに寒冷渦。同150Wに寒気トラフ。同135W~アラスカに大規模なリッジ。エルズミーア島のNWに寒冷渦、850hPa・-28℃以下の寒気。バッフィン島のSの80Wに寒冷渦。五大湖付近に寒気トラフ。
【南半球30S以南の500hPa流れ、850hPa気温】
偏西風の蛇行は、小~やや大。
南極大陸:大陸上は引き続き500hPaの流れは弱く、気温変化は少ない。100Eに高気圧。20Eと150Wに寒冷渦。
中緯度(30~70S):アフリカのSの10Eに寒気トラフ、850hPa・0℃が40Sまで北上。インド洋90Eに寒気トラフ、850hPa・-4℃が40Sまで。オーストラリアのSの150Eに寒気トラフ。太平洋130Wに寒気トラフ。同85Wに寒気トラフ、850hPa・0℃が40Sまで。大西洋40Wに寒気トラフ、850hPa・0℃が40Sまで。
【低緯度域30S~30Nの500hPa流れ、850hPa気温】
アフリカ10~30Sの暖気持続。スーダンN部の寒気持続。メキシコの寒気抜ける。

【850hPa気温の低極、高極:ECMWF解析図から読み取り】
・北半球低極 -28℃:エルズミーア島のN、シベリア100E60N付近
・南半球低極 -28℃:南極点のアフリカ側の高緯度域
・高極 32℃:ナミビア、南アフリカ

※ 図はヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)ホームページより転載

北半球500高度850気温
北半球地上気圧
南半球500高度850気温
南半球地上気圧
全球500高度850気温