気温のページ | 気温データから地球大気を見る

全球大気の流れ、寒気・暖気の状況:2021年4月1日12UTC

全球500高度850気温

★注目される現象(500hPa流れ、850hPa気温)
・イランのリッジ:停滞、昇温
・ベーリング海175Eのリッジ:暖気北上
・アメリカ85Wの寒気トラフ:寒気南下
・グリーンランドのリッジ:暖気北上
・南極大陸60Eのリッジ:暖気南下

★個別詳細
【北半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~やや大
・アルジェリアのリッジ:暖気東進
・ロシアW部~ドイツの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・0℃線が55N以南まで
・トルコの寒冷渦:停滞、寒気弱まる
・イランのリッジ:停滞、アラビア半島~パキスタンで昇温
・カザフスタン70Eの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・0℃線は40N
・バイカル湖の寒気トラフ:寒気南下、850hPa・0℃線が45N近くまで
・シベリア115Eの寒冷渦:寒気強化、850hPa・-28℃以下の寒気
・太平洋155Eの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・0℃線は40Nの少しS
・ベーリング海175Eのリッジ:暖気北上、850hPa・0℃線が60Nまで
・太平洋140Wの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・0℃線が40N以南まで
・カナダ105Wのリッジ:暖気北上、850hPa・-4℃線が60N以北まで
・アメリカ85Wの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・0℃線が30N近くまで、メキシコでも寒気南下
・カナダ80Wの寒気トラフ:寒気南下:850hPa・-20℃線が55Nまで
・グリーンランドのリッジ:暖気北上、850hPa・-4℃線が70N近くまで
【南半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、やや大~大。特に南極大陸60Eのリッジの流れで蛇行大。
・南極大陸60Eのリッジ:W側で暖気南下、850hPa・-16℃線が75Sまで
・同60Wのリッジ:昇温
・大西洋30Wの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・0℃線が45S以北まで
・南アフリカのSの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・0℃線は40Sの少しN、南アフリカS部で降温
・オーストラリアのSWの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・-4℃線が45Sまで
・ニュージーランドの寒気トラフ:寒気東進
・太平洋120Wの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・0℃線は40S
・チリの寒気トラフ:寒気東進、チリで降温

★850hPa気温の低極、高極:ECMWF解析図から読み取り
・北半球低極 -32℃:バッフィン島85W73N付近
・南半球低極 -40℃:南極大陸115E74S付近
・高極(1日00UTC) 28℃:メキシコ
・高極(1日12UTC) 28℃:エチオピア、サウジアラビアS部

※ 図はヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)ホームページより転載

北半球500高度850気温
南半球500高度850気温
北半球地上気圧
南半球地上気圧
全球500高度850気温