★注目される現象(500hPa流れ、850hPa気温)
・ロシア60E~カラ海のリッジ:暖気東進
・イランのリッジ:昇温
・シベリア135Eのリッジ:暖気東進
・アメリカ85Wの寒気トラフ:寒気東進
・アルゼンチンの寒気トラフ:寒気東進
★個別詳細
【北半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~大、特にロシア60E~カラ海のリッジの流れで蛇行大
・北欧S部の寒気トラフ:寒気東進、850hPa・-4℃線は55N
・トルコの寒気トラフ:寒気東進、エジプトでは寒気南下
・ロシア60E~カラ海のリッジ:暖気東進、850hPa・0℃線は75N
・イランのリッジ:サウジアラビア~パキスタンS部で昇温
・インドNW部の寒気トラフ:寒気東進
・カザフスタン70Eの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・0℃線が45N以南まで
・シベリア135Eのリッジ:暖気東進、850hPa・0℃線は55Nの少しN
・ベーリング海峡の高気圧:暖気北上、850hPa・-4℃線が75Nまで、中心付近は昇温、850hPa・4℃以上
・カナダ130Wの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・0℃線が55Nまで
・アメリカ85Wの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・-4℃線は35N
【南半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~やや大
・南極点付近の寒冷渦:寒気強化:850hPa・-48℃以下
・大西洋15Wの寒冷渦:寒気北上、850hPa・0℃線が35Sまで
・マダガスカルのSの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・-8℃線が45Sまで
・オーストラリアSE部の寒気トラフ:寒気北上、850hPa・4℃線が30S近くまで
・アルゼンチンの寒気トラフ:寒気東進、チリ・アルゼンチン30S以南で降温
★850hPa気温の低極、高極:ECMWF解析図から読み取り
・北半球低極 -24℃:グリーンランドN部
・南半球低極 -48℃:南極大陸130E85S付近
・高極(21日00UTC) 28℃:アルジェリアSE部~エチオピアNW部、メキシコ
・高極(21日12UTC) 28℃:ニジェール~エリトリア・エチオピアW部、サウジアラビアW部
※ 図はヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)ホームページより転載