気温のページ | 気温データから地球大気を見る

全球大気の流れ、寒気・暖気の状況:2021年10月10日12UTC

全球500高度850気温

★注目される現象(500hPa流れ、850hPa気温)
・シベリア65Eの寒気トラフ:寒気南下
・カザフスタン70E~アフガニスタンの寒気トラフ:寒気南下
・中国NE部の寒気トラフ:寒気東進
・北太平洋130Wの寒気トラフ:寒気南下
・オーストラリアS部の寒気トラフ:寒気東進

★個別詳細
【北半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、やや大
・イタリアの寒冷渦:昇温、850hPa・0℃以下の領域縮小
・フィンランドのリッジ:暖気東進、850hPa・8℃線は65N
・シベリア65Eの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・0℃線が50Nまで
・カザフスタン70E~アフガニスタンの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・12℃線が35Nまで
・中国NE部の寒気トラフ:寒気東進、850hPa・4℃線は40Nの少しS、日本では昇温
・太平洋175Eの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・4℃線は40Nの少しS
・同130Wの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・0℃線が45Nまで
・アメリカ110Wの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・12℃線は35Nの少しS
・大西洋45Wの寒冷渦:寒気東進、850hPa・4℃線は40Nの少しS
【南半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、やや大
・大西洋25Wの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・4℃線が30S以北まで
・マダガスカルのSの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・4℃線が30Sまで、南アフリカE部、ジンバブエ、モザンビークS部で降温
・インド洋100Eの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・0℃線が35S近くまで
・オーストラリアS部の寒気トラフ:寒気東進、850hPa・4℃線は30S、オーストラリア中部~E部で降温
・太平洋100Wの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・0℃線が35S

★850hPa気温の低極、高極:ECMWF解析図から読み取り
・北半球低極 -16℃:北極海の広範囲、カラ海N部、グリーンランド030W75N付近
・南半球低極 -36℃:南極大陸010W84S、115E85S付近
・高極(10日00UTC) 28℃:アンゴラSE部とその周辺、アメリカS部、メキシコN部
・高極(10日12UTC) 32℃:アンゴラ

※ 図はヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)ホームページより転載
※ 偏西風の蛇行の大きさについては、当サイトで独自に定義しています。詳しくは下のリンク先をご覧ください。
https://kion-web.com/blog/chart_henseifuudakoudai2021042412/

北半球500高度850気温
南半球500高度850気温
北半球地上気圧
南半球地上気圧
全球500高度850気温