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全球大気の流れ、寒気・暖気の状況:2021年12月8日12UTC

全球500高度850気温

★注目される現象(500hPa流れ、850hPa気温)
・フランスの寒気トラフ:寒気東進
・トルコ~エジプトの寒気トラフ:寒気東進
・カザフスタン75Eの寒気トラフ:寒気南下
・シベリア160Eの寒冷渦:寒気東進
・アルゼンチンの寒気トラフ:寒気北上

★個別詳細
【北半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~やや大
・フランスの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・0℃線は40N
・トルコ~エジプトの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・12線は20N
・カザフスタン75Eの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・-4℃線が45Nまで
・中国110Eの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・0℃線は35N
・日本の寒気トラフ:寒気東進、850hPa・4℃線は35Nの少しS
・シベリア160Eの寒冷渦:寒気東進、850hPa・-16℃線は55N
・カナダ125Wの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・4℃線は40N
・アメリカ90Wの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・4℃線は35N
【南半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~やや大
・大西洋10Wの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・4℃線は40S
・ナミビアとその周辺で昇温
・オーストラリアSE部の寒冷渦:W側で昇温、850hPa・0℃線北縁は35S
・太平洋120Wの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・-4℃線が45S近くまで
・アルゼンチンの寒気トラフ:寒気北上、アルゼンチン50~30Sで降温

★850hPa気温の低極、高極:ECMWF解析図から読み取り
・北半球低極 -36℃:シベリア145E64N、155E63N付近
・南半球低極 -20℃:南極大陸90W82S付近
・高極(8日00UTC) 24℃:中央アフリカ~エチオピアNW部、ナミビア、ザンビア、オーストラリアNW部、メキシコ、アルゼンチン
・高極(8日12UTC) 28℃:ナミビアとその周辺

※ 図はヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)ホームページより転載
※ 偏西風の蛇行の大きさについては、当サイトで独自に定義しています。詳しくは下のリンク先をご覧ください。
https://kion-web.com/blog/chart_henseifuudakoudai2021042412/

北半球500高度850気温
南半球500高度850気温
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