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全球大気の流れ、寒気・暖気の状況:2021年12月26日12UTC

全球500高度850気温

★注目される現象(500hPa流れ、850hPa気温)
・カザフスタン70E~ウズベキスタンの寒気トラフ:寒気東進
・日本海の寒気トラフ:寒気南下
・アラスカのリッジ:暖気東進
・アメリカ120Wの寒気トラフ:寒気南下
・オーストラリアのSEの寒気トラフ:寒気北上
★個別詳細
【北半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~大、特にシベリア100E~アメリカ120Wの流れで蛇行大
・ロシア45Eの寒冷渦:寒気南下、850hPa・-12℃線が50N近くまで
・カザフスタン70E~ウズベキスタンの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・0℃線は35N
・日本海の寒気トラフ:寒気南下、850hPa・-4℃線が30N以南まで
・アラスカのリッジ:暖気東進、850hPa・0℃線は65N
・アメリカ120Wの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・0℃線が30N近くまで
【南半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~やや大
・大西洋00Wの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・4℃線が40Sまで
・インド洋70Eの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・0℃線は40Sの少しS
・オーストラリアのSEの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・4℃線が40S以北まで
・ニュージーランドで昇温
・太平洋100Wの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・4℃線は40S

★850hPa気温の低極、高極:ECMWF解析図から読み取り
・北半球低極 -32℃:シベリア135E57N、同150E62N、カナダ120W55N付近
・南半球低極 -16℃:ロス海170W80S付近
・高極(26日00UTC) 24℃:アンゴラ~ボツワナ、オーストラリアW部、アメリカS部、メキシコ、アルゼンチン
・高極(26日12UTC) 28℃:アンゴラS部、ナミビア、ザンビアE部、オーストラリアW部

※ 図はヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)ホームページより転載
※ 偏西風の蛇行の大きさについては、当サイトで独自に定義しています。詳しくは下のリンク先をご覧ください。
https://kion-web.com/blog/chart_henseifuudakoudai2021042412/

北半球500高度850気温
南半球500高度850気温
北半球地上気圧
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