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全球大気の流れ、寒気・暖気の状況:2022年1月18日12UTC

全球500高度850気温

★注目される現象(500hPa流れ、850hPa気温)
・ウクライナの寒冷渦:寒気南下
・イランの寒気トラフ:寒気東進
・北太平洋155Eの寒冷渦:寒気東進
・カナダ75Wの寒気トラフ:寒気南下
・南インド洋90Eの寒気トラフ:寒気東進

★個別詳細
【北半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~大、特に太平洋170W~黒海・地中海E部(30E)の流れで蛇行大
・北欧のリッジ:暖気東進、850hPa・0℃線は65Nの少しS
・ウクライナの寒冷渦:寒気南下、850hPa・-12℃線が45N近くまで
・イランの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・0℃線は30N
・太平洋155Eの寒冷渦:寒気東進、850hPa・-8℃線は35N
・カナダ110Wの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・-20℃線が50Nまで
・同75Wの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・-20℃線が45N近くまで
【南半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、やや大~大、特にインド洋90Eの寒気トラフの流れで蛇行大
・南アフリカのSWの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・4℃線は35S
・インド洋90Eの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・0℃線は40Sの少しN
・オーストラリアE部で降温
・タスマン海160Eの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・4℃線は40S
・チリS部の寒冷渦:停滞、850hPa・4℃線は30S、アルゼンチンN部(35S以北)で降温

★850hPa気温の低極、高極:ECMWF解析図から読み取り
・北半球低極 -32℃:グリーンランド35W75N付近
・南半球低極 -20℃:南極大陸145E73S付近
・高極(18日00UTC) 24℃:ナミビア~南アフリカ、オーストラリア、パラグアイとその周辺
・高極(18日12UTC) 28℃:南アフリカ

※ 図はヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)ホームページより転載
※ 偏西風の蛇行の大きさについては、当サイトで独自に定義しています。詳しくは下のリンク先をご覧ください。
https://kion-web.com/blog/chart_henseifuudakoudai2021042412/

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