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全球大気の流れ、寒気・暖気の状況:2022年1月26日12UTC

全球500高度850気温

★注目される現象(500hPa流れ、850hPa気温)
・トルコ~エジプトの寒気トラフ:寒気南下
・シベリア145Eの寒冷渦:寒気南下
・カナダのWのリッジ:暖気北上
・アメリカ80Wの寒気トラフ:寒気南下
・ニュージーランドの寒気トラフ:寒気北上

★個別詳細
【北半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~大、特に太平洋150W~カザフスタン・シベリア65Eの流れで蛇行大
・イギリスのリッジ:暖気東進、850hPa・4℃線は60Nの少しS
・トルコ~エジプトの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・0℃線が25N以南まで
・シベリア135Eの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・-12℃線は40N
・同145Eの寒冷渦:寒気南下、850hPa・-24℃線が55N近くまで
・カナダのWのリッジ:暖気北上、850hPa・-4℃線が60Nまで
・アメリカ80Wの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・-16℃線が40Nまで
【南半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~やや大
・ナミビア、南アフリカで昇温:850hPa・28℃以上の領域拡大
・ニュージーランドの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・4℃線が40Sまで
・大西洋55W(アルゼンチンのE)の寒気トラフ:寒気北上、850hPa・8℃線が40Sまで

★850hPa気温の低極、高極:ECMWF解析図から読み取り
・北半球低極 -32℃:カナダ70W61N付近
・南半球低極 -20℃:南極大陸110E73S付近
・高極(26日00UTC) 28℃:アルゼンチンN部、ボリビアS部
・高極(26日12UTC) 28℃:ナミビア、南アフリカ、オーストラリアW部

※ 図はヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)ホームページより転載
※ 偏西風の蛇行の大きさについては、当サイトで独自に定義しています。詳しくは下のリンク先をご覧ください。
https://kion-web.com/blog/chart_henseifuudakoudai2021042412/

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