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全球大気の流れ、寒気・暖気の状況:2022年2月18日12UTC

全球500高度850気温

★注目される現象(500hPa流れ、850hPa気温)
・ヨーロッパのWの寒気トラフ:寒気東進
・エジプトの寒冷渦:寒気南下
・中国NE部の寒冷渦:寒気南下
・カナダ75Wの寒気トラフ:寒気南下
・ニュージーランドのWの寒気トラフ:寒気東進

★個別詳細
【北半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~大、特にカナダW岸のリッジの流れで蛇行大
・ヨーロッパのWの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・-4℃線は40Nの少しS
・アルジェリア~ドイツのリッジ:暖気北上、850hPa・0℃線が55Nまで
・エジプトの寒冷渦:寒気南下、850hPa・4℃線が25N以南まで
・ロシアW部~黒海W部の寒気トラフ:寒気南下、850hPa・0℃線が40Nまで
・中国NE部の寒冷渦:寒気南下、850hPa・-20℃線が40N近くまで
・アメリカ85Wの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・-4℃線は35N
・カナダ75Wの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・-20℃線が45Nまで
【南半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~やや大
・マダガスカルのSの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・4℃線が40S近くまで
・ニュージーランドのWの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・4℃線は40S、オーストラリアSE部で降温
・太平洋140Wの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・4℃線が40Sまで
・同90Wの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・4℃線は40S
・ボリビア、パラグアイで降温:850hPa・20℃以上の領域縮小

★850hPa気温の低極、高極:ECMWF解析図から読み取り
・北半球低極 -36℃:カナダ95W70N付近
・南半球低極 -28℃:南極大陸145E75S付近
・高極(18日00UTC) 24℃:アフリカ大陸の広範囲、オーストラリアNW部、メキシコ
・高極(18日12UTC) 28℃:エチオピア

※ 図はヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)ホームページより転載
※ 偏西風の蛇行の大きさについては、当サイトで独自に定義しています。詳しくは下のリンク先をご覧ください。
https://kion-web.com/blog/chart_henseifuudakoudai2021042412/

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北半球地上気圧
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