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全球大気の流れ、寒気・暖気の状況:2022年2月20日12UTC

全球500高度850気温

★注目される現象(500hPa流れ、850hPa気温)
・イラクの寒冷渦:寒気東進
・中国SE部、インドシナ半島での寒気南下
・アラスカSW部のリッジ:暖気北上
・カナダ85Wの寒冷渦:寒気南下
・オーストラリアのSの寒気トラフ:寒気北上

★個別詳細
【北半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~やや大
・アイスランドのSの寒冷渦:寒気東進、850hPa・0℃線は50N
・イラクの寒冷渦:寒気東進、850hPa・8℃線は25Nの少しN
・中国SE部、インドシナ半島で寒気南下:850hPa・4℃線が20N以南まで、同12℃線が15Nまで
・日本N部の寒冷渦:寒気東進、850hPa・-12℃線は35N
・アラスカSW部のリッジ:暖気北上、850hPa・0℃線が60Nまで
・カナダ85Wの寒冷渦:寒気南下、850hPa・-20℃線が50Nまで
・大西洋60Wの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・-12℃線は40N
【南半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~大、特に太平洋150W~アルゼンチンの流れで蛇行大
・南極点近くの寒冷渦:寒気強化、850hPa・-28℃以下の領域拡大
・南極半島のWのリッジ:暖気南下、850hPa・-4℃線が70S以南まで
・オーストラリアのSの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・4℃線が35Sまで、オーストラリアSE部で降温
・太平洋125Wの寒気トラフ:ブロッキング、850hPa・0℃線は40Sの少しS

★850hPa気温の低極、高極:ECMWF解析図から読み取り
・北半球低極 -36℃:カナダ85W60N付近
・南半球低極 -28℃:南極点~南極大陸150E76S付近
・高極(20日00UTC) 24℃:ブルキナファソとその周辺、南スーダンとその周辺、ナミビア、ボツワナ、オーストラリアW部、メキシコ
・高極(20日12UTC) 28℃:エチオピア、サウジアラビアS部、イエメン

※ 図はヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)ホームページより転載
※ 偏西風の蛇行の大きさについては、当サイトで独自に定義しています。詳しくは下のリンク先をご覧ください。
https://kion-web.com/blog/chart_henseifuudakoudai2021042412/

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