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全球大気の流れ、寒気・暖気の状況:2022年2月26日12UTC

全球500高度850気温

★注目される現象(500hPa流れ、850hPa気温)
・北欧のリッジ:暖気北上
・朝鮮半島の寒気トラフ:寒気南下
・ボーフォート海の高気圧:暖気北上
・カナダ100Wの寒気トラフ:寒気南下
・南大西洋10Wの寒気トラフ:寒気北上

★個別詳細
【北半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~大、特にボーフォート海の高気圧を周る流れで蛇行大
・大西洋20Wの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・0℃線は40N
・北欧のリッジ:暖気北上、850hPa・0℃線が65N以北まで
・イタリアの寒冷渦:寒気南下、850hPa・0℃線が40Nまで
・シベリア90Eの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・-12℃線が50N近くまで
・朝鮮半島の寒気トラフ:寒気南下、850hPa・-4℃線が35Nまで
・シベリア130Eの寒冷渦:寒気南下、850hPa・-16℃線が50N以南まで
・ボーフォート海の高気圧:暖気北上、850hPa・-8℃線が80Nまで
・カナダ100Wの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・-20℃線が55Nまで
・大西洋50Wの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・-8℃線は40N
【南半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~やや大
・大西洋10Wの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・0℃線が35S近くまで
・インド洋70Eの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・-4℃線が50S以北まで
・ニュージーランドのSの寒冷渦:寒気北上、850hPa・0℃線が45S以北まで
・太平洋90Wの寒気トラフ:ブロッキング、850hPa・0℃線は45S
・アルゼンチン40S以北で昇温

★850hPa気温の低極、高極:ECMWF解析図から読み取り
・北半球低極 -28℃:シベリア130E60N、カナダ100W60N付近、グリーンランドN部
・南半球低極 -32℃:南極大陸10E85S、150E73S付近
・高極(26日00UTC) 24℃:マリSW部とその周辺、中央アフリカとその周辺、ナミビア~南アフリカ、オーストラリアW部、メキシコ
・高極(26日12UTC) 28℃:ナミビア、エチオピア、サウジアラビアS部、イエメン、オーストラリアW部

※ 図はヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)ホームページより転載
※ 偏西風の蛇行の大きさについては、当サイトで独自に定義しています。詳しくは下のリンク先をご覧ください。
https://kion-web.com/blog/chart_henseifuudakoudai2021042412/

北半球500高度850気温
南半球500高度850気温
北半球地上気圧
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