気温のページ | 気温データから地球大気を見る

全球大気の流れ、寒気・暖気の状況:2022年3月29日12UTC

全球500高度850気温

★注目される現象(500hPa流れ、850hPa気温)
・北欧の寒気トラフ:寒気南下
・中国NE部の寒気トラフ:寒気南下
・アメリカSW部の寒冷渦:寒気東進
・北大西洋65Wの寒気トラフ:寒気東進
・アルゼンチンS部の寒気トラフ:寒気北上

★個別詳細
【北半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~大、特にアイスランドの高気圧を周る流れで蛇行大
・モロッコの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・8℃線は25Nの少しS
・北欧の寒気トラフ:寒気南下、850hPa・-4℃線が55N以南まで
・カザフスタン75Eの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・-4℃線は40N
・シベリア120Eの寒冷渦:寒気強化、850hPa・-28℃以下
・中国NE部の寒気トラフ:寒気南下、850hPa・0℃線が40Nまで
・太平洋170Eの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・0℃線が35N以南まで
・カナダ120Wのリッジ:暖気北上、850hPa・0℃線が60Nまで
・アメリカSW部の寒冷渦:寒気東進、850hPa・8℃線は30N
・大西洋65Wの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・-4℃線は35N
【南半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~大、特に南アフリカのSWの寒冷渦を周る流れで蛇行大
・南極大陸80Wの高気圧:W側で暖気南下、850hPa・-12℃線が85Sまで
・南アフリカのSWの寒冷渦:寒気東進、850hPa・0℃線は40Sの少しN
・インド洋70Eの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・0℃線は40S
・オーストラリアのSの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・0℃線が40Sまで
・太平洋120Wの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・0℃線が40Sまで
・アルゼンチンS部の寒気トラフ:寒気北上、850hPa・4℃線が35S以北まで

★850hPa気温の低極、高極:ECMWF解析図から読み取り
・北半球低極 -28℃:シベリア115E72N付近
・南半球低極 -40℃:南極大陸115E73S、145E73S付近
・高極(29日00UTC) 28℃:メキシコ
・高極(29日12UTC) 28℃:エチオピアNW部とその周辺、インドS部

※ 図はヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)ホームページより転載
※ 偏西風の蛇行の大きさについては、当サイトで独自に定義しています。詳しくは下のリンク先をご覧ください。
https://kion-web.com/blog/chart_henseifuudakoudai2021042412/

北半球500高度850気温
南半球500高度850気温
北半球地上気圧
南半球地上気圧
全球500高度850気温