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全球大気の流れ、寒気・暖気の状況:2022年5月11日12UTC

全球500高度850気温

★注目される現象(500hPa流れ、850hPa気温)
・ヨーロッパのリッジ:昇温
・中国NE部の寒冷渦:寒気東進
・アメリカ120Wの寒冷渦:寒気南下
・グリーンランドS部の寒冷渦:寒気南下
・オーストラリアのSWの寒気トラフ:寒気北上

★個別詳細
【北半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、やや大~大、特にアメリカ120Wの寒冷渦を周る流れで蛇行大
・大西洋20の寒気トラフ:寒気南下、850hPa・4℃線が40N以南まで
・ヨーロッパのリッジ:昇温、850hPa・12℃線北縁は50Nの少しN
・中国NE部の寒冷渦:寒気東進、850hPa・4℃線は40Nの少しN
・アメリカ120Wの寒冷渦:寒気南下、850hPa・0℃線が30Nまで
・同90Wの高気圧:暖気北上、850hPa・16℃線が45Nまで
・グリーンランドS部の寒冷渦:寒気南下、850hPa・-4℃線が60Nまで
【南半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~やや大
・オーストラリアのSWの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・4℃線が30S以北まで
・太平洋95Wの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・4℃線は40S

★850hPa気温の低極、高極:ECMWF解析図から読み取り
・北半球低極 -16℃:スヴァールバル諸島のW、カラ海の寒冷渦周辺、グリーンランド
・南半球低極 -44℃:南極大陸20E85S、40E75S付近
・高極(11日00UTC) 32℃:メキシコ
・高極(11日12UTC) 32℃:エチオピアN部、エリトリア、サウジアラビアS部、イランE部、パキスタン

※ 図はヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)ホームページより転載
※ 偏西風の蛇行の大きさについては、当サイトで独自に定義しています。詳しくは下のリンク先をご覧ください。
https://kion-web.com/blog/chart_henseifuudakoudai2021042412/

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