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全球大気の流れ、寒気・暖気の状況:2022年9月19日12UTC

全球500高度850気温

★注目される現象(500hPa流れ、850hPa気温)
・ロシア55Eのリッジ:暖気北上
・シベリア130Eの寒冷渦:寒気南下
・グリーンランドN岸の寒冷渦:寒気強化
・南アフリカの寒気トラフ:寒気東進
・オーストラリアSW部の寒気トラフ:寒気東進

★個別詳細
【北半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、やや大~大、特にアイスランドのリッジの流れで蛇行大
・アイスランドのリッジ:暖気東進、850hPa・-4℃線は75N
・ロシア55Eのリッジ:暖気北上、850hPa・12℃線が60Nまで
・中国E部で寒気南下:850hPa・16℃線が30N近くまで
・シベリア130Eの寒冷渦:寒気南下、850hPa・-4℃線が45N近くまで
・カナダ120Wの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・4℃線が50N近くまで
・グリーンランドN岸の寒冷渦:寒気強化、850hPa・-16℃以下の領域出現
【南半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~大、特にウェッデル海のリッジの流れで蛇行大
・ウェッデル海のリッジ:暖気南下、850hPa・-4℃線が75S近くまで
・南アフリカの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・4℃線は20Sの少しS
・オーストラリアSW部の寒気トラフ:寒気東進、850hPa・4℃線は25Sの少しS
・太平洋155Wの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・0℃線は35Sの少しN
・チリ・アルゼンチンS部の寒冷渦:寒気東進、850hPa・4℃線は30S

★850hPa気温の低極、高極:ECMWF解析図から読み取り
・北半球低極 -16℃:グリーンランドN部
・南半球低極 -44℃:南極大陸120E85S付近
・高極(18日00UTC) 28℃:アルジェリア、サウジアラビア、イエメン、アメリカSW部
・高極(18日12UTC) 32℃:サウジアラビアW部

※ 図はヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)ホームページより転載
※ 偏西風の蛇行の大きさについては、当サイトで独自に定義しています。詳しくは下のリンク先をご覧ください。
https://kion-web.com/blog/chart_henseifuudakoudai2021042412/

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