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全球大気の流れ、寒気・暖気の状況:2022年10月6日12UTC

全球500高度850気温

★注目される現象(500hPa流れ、850hPa気温)
・バルト海の寒気トラフ:寒気東進
・中国120Eの寒気トラフ:寒気東進
・カナダ90Wの寒気トラフ:寒気南下
・ニュージーランドのEの寒気トラフ:寒気東進
・アルゼンチンの寒気トラフ:寒気東進

★個別詳細
【北半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~大、特にサハリンの寒気トラフの流れ、太平洋170W~アメリカ90Wの流れで蛇行大
・バルト海の寒気トラフ:寒気東進、850hPa・4℃線は50Nの少しN
・ロシア50Eの寒冷渦:寒気東進、850hPa・4℃線は45N
・シベリア75Eのリッジ:暖気東進、850hPa・0℃線は65Nの少しN
・中国120Eの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・4℃線は35N
・カナダ90Wの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・-8℃線が50Nまで
【南半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~大、特にタスマン海のS(155E)のリッジの流れで蛇行大
・南アフリカのSの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・0℃線が35S近くまで
・オーストラリアのS(130E)の寒気トラフ:寒気東進、850hPa・0℃線は35S
・ニュージーランドのEの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・-4℃線は40Sの少しN
・アルゼンチンの寒気トラフ:寒気東進、アルゼンチン30S以北、パラグアイで降温

★850hPa気温の低極、高極:ECMWF解析図から読み取り
・北半球低極 -20℃:グリーンランドN部
・南半球低極 -40℃:南極大陸110E86S付近
・高極(6日00UTC) 28℃:アンゴラ~ボツワナ
・高極(6日12UTC) 32℃:ナミビア

※ 図はヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)ホームページより転載
※ 偏西風の蛇行の大きさについては、当サイトで独自に定義しています。詳しくは下のリンク先をご覧ください。
https://kion-web.com/blog/chart_henseifuudakoudai2021042412/

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