気温のページ | 気温データから地球大気を見る

全球大気の流れ、寒気・暖気の状況:2022年11月28日12UTC

全球500高度850気温

★注目される現象(500hPa流れ、850hPa気温)
・モンゴルの寒気トラフ:寒気南下
・シベリアE部のリッジ:暖気北上
・カナダW部での寒気南下
・カナダ75Wの寒気トラフ:寒気南下
・チリのSWの寒気トラフ:寒気北上

★個別詳細
【北半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~大、特にアラスカのS~シベリアE部のリッジの流れで蛇行大
・イギリスの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・0℃線は50Nの少しS
・スヴァールバル諸島のリッジ:暖気北上、850hPa・-4℃線が80N以北まで
・バルカン半島の寒気トラフ:寒気南下、850hPa・-4℃線が45N以南まで
・モンゴルの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・-16℃線が40Nまで
・シベリアE部(160E)のリッジ:暖気北上、850hPa・-12℃線が70N以北まで
・アメリカ120Wの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・0℃線が40N近くまで
・カナダW部で寒気南下:850hPa・-20℃線が55N近くまで
・カナダ75Wの寒気トラフ:寒気南下、850hPa・-12℃線が45N近くまで
【南半球の500hPa流れ、850hPa気温】
・偏西風の蛇行は、小~やや大
・大西洋15Wの寒気トラフ:寒気北上、850hPa・4℃線が35Sまで
・インド洋55Eの寒気トラフ:寒気東進、850hPa・4℃線は40Sの少しN
・オーストラリアのS(145E)の寒気トラフ:寒気北上、850hPa・0℃線が40S近くまで
・チリのSW(太平洋90W)の寒気トラフ:寒気北上、850hPa・-4℃線が45Sまで

★850hPa気温の低極、高極:ECMWF解析図から読み取り
・北半球低極 -32℃:シベリア105E56N~125E58N付近
・南半球低極 -20℃:南極大陸40E86S、40E77S、105E74S付近
・高極(28日00UTC) 24℃:ナミビアS部とその周辺、メキシコ、アルゼンチン、ボリビア
・高極(28日12UTC) 28℃:ナミビア

※ 図はヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)ホームページより転載
※ 偏西風の蛇行の大きさについては、当サイトで独自に定義しています。詳しくは下のリンク先をご覧ください。
https://kion-web.com/blog/chart_henseifuudakoudai2021042412/

北半球500高度850気温
南半球500高度850気温
北半球地上気圧
南半球地上気圧
全球500高度850気温